macOS 11 Big Sur Beta版をParallels Desktopにインストール
2020年06月22日にオンラインで開催されたWWDC20で発表されたmacOS 11 Big SurのBeta版をParallels Desktopの仮想マシンにインストールしてみました。
ファインダーやDock、コントロールセンターなどUIが結構変わっていますので自分が作ったアプリや普段使っているアプリの挙動を確認してみたいと思います。
macOS 11 Big SurのBeta版をParallels Desktopにインストールするので、macにParallels Desktopがインストールされている前提で手順をメモしていきます。
macOS Big Surのベータ版インストーラーから作成したISOファイルを利用してセットアップします。
macOS Big SurのISOファイルを準備する
Apple Developer Centerから、ベータ版をダウンロードするためのプロファイルをダウンロードしてインストールします。(Apple Developer Programに加入する必要があります。)
Big Surのインストーラをダウンロード
プロファイルをインストールしたら「システム環境設定 > ソフトウェア・アップデート」に進むと「macOS Big Sur Beta」があると思います。「今すぐアップグレード」をクリックしてBig Surのインストーラをダウンロードします。
ダウンロードが完了するとBig Surのインストーラーが起動しますので終了しておきます。
ISOファイルを作成
アプリデーションフォルダに「macOS Big Surベータ版インストール.app」が追加されていると思います。この「macOS Big Surベータ版インストール.app」からターミナルでISOファイルを作成します。
Big Surの仮想ディスクイメージを作成
hdiutil create -o /tmp/bigsur -size 20480m -volname bigsur -layout SPUD -fs HFS+J
作成したディスクイメージをマウント
hdiutil attach /tmp/bigsur.dmg -noverify -mountpoint /Volumes/bigsur
Big Surのディスクイメージを作成
sudo /Applications/Install\ macOS\ Big\ Sur\ Beta.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/bigsur --nointeraction
Big Surのボリュームをマウント解除
hdiutil eject -force /Volumes/Install\ macOS\ Big\ Sur\ Beta
bigsur.dmgをbigsur.isoに変換
hdiutil convert /tmp/bigsur.dmg -format UDTO -o ~/bigsur.cdr
bigsur.isoにリネーム
mv ~/bigsur.cdr ~/bigsur.iso
Parallels DesktopにBig Surをインストール
作成した「bigsur.iso」からParallels Desktop 15 for Macに「Big Sur」をインストールします。
インストールアシスタントから「DVD/イメージファイルからWindows/その他 OS をインストール」を選択して「続行」。
左下の「ソースなしで続行する」にチェック、「オペレーティングシステムを選択してください:」ではmacOSを選択します。
CD/DVDのソースは作成した「bigsur.iso」を選択します。仮想マシンの構成でメモリは8G、ハードディスクは初期値の64Gにしました。
仮想マシンの構成が終わったら「続行」を押していよいよBig Surをインストールです。
言語を選択して、、、
macOSインストールをクリックしてBig Surをインストールします。
同意して進みます。
インストールが完了したらいつもの初期設定です。
おつかれさまでした。
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