概要
Pythonは機械学習や深層学習への注目によって注目を浴びている人気の高いプログラミング言語である。
その容易な文法から初めてプログラミングを学ぶ言語として適していると言われている。
今回はPythonの開発環境を構築し、ちょっとしたプログラミングを動かしてみようと思う。
Pythonをインストールする
まずは恒例のmacにHomebrewがインストールされているを確認しよう。
$ brew --version
Homebrewがインストールされていなかったら、こちらのサイトにある「このスクリプトをターミナルに貼り付け実行して下さい。」の案内に従ってインストール。
Homebrew(macOS 用パッケージマネージャー)
homebrewでpyenvをインストール
pyenvはpythonのバージョンの管理をすることができるのでおすすめ。
$ brew install pyenv
pyenvにパスを通す(いつもの)
ターミナル起動時にpyenvを読み込みんでくれるよう設定する。(shellがbashでなければ適宜変更)
$ echo 'export PYENV_ROOT="/usr/local/var/pyenv"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bash_profile
「.bash_profile」に以下が記述されていれば OK。
export PYENV_ROOT="/usr/local/var/pyenv"
eval "$(pyenv init -)"
pyenvのインストール確認
ここまでの操作でpyenvがインストールされたはず。pyenvのバージョンを表示して確認してみよう。
$ pyenv --version
pyenv 1.2.7
pyenv *.*.*のようにバージョンが表示されればインストールは成功しているぞ!
Anacondaをインストール
AnacondaはPython本体と、Pythonでよく利用されるライブラリをセットにしたPythonパッケージ。インストールするだけでPython本体とライブラリがインストールされるため、環境構築が楽になるのでおすすめ。
インストール可能なpythonのバージョン一覧を表示。
$ pyenv install --list
Python3と各種ライブラリがまとまったAnacondaをインストール。(インストール完了まで時間がかかる)
$ pyenv install anaconda3-5.1.0
Pythonのバージョンを切り替える
使用しているPythonのバージョンを確認。
$ pyenv versions
* system
anaconda3-5.1.0 (set by /Users/username/.pyenv/version)
anaconda3-5.1.0がリストされていればanacondaはインストールされている。*がついているバージョンが現在使用中のバージョンなので、インストールしたanaconda3-5.1.0に切り替えよう。
$ pyenv global anaconda3-5.1.0
再度Pythonのバージョンを確認。
$ pyenv versions
system
* anaconda3-5.1.0 (set by /Users/username/.pyenv/version)
念のためPythonのバージョンも確認しておこう。
$ python --version
Python 3.6.4 :: Anaconda, Inc.
おつかれさまでした。
次回からはPythonの基礎を簡単にまとめていく予定。
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